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染織めぐり ∼さんち・作家紹介∼

誉田屋源兵衛 邸で観たもの

群盲評像 帯匠『誉田屋源兵衛』について話そうとする時、寓話「群盲象を評す」を思い出します。六人の盲目の男が象のそれぞれの部分を触って 「壁のようだ」「蛇のようだ」「樹の幹だ」「扇にちかい」「ロープではないか」 と意見を交わす話です。全体を把...
染織めぐり ∼さんち・作家紹介∼

”新しい小紋の愉しみ” 小紋屋 高田勝 ご紹介

「細かく小さい」を追求する日本人 「『縮み』志向の日本人」という本では、「物を縮める」姿勢こそ日本人の特徴であると書かれています。 17文字の俳句4畳半の茶室幕の内弁当からステレオを縮めたウォークマンまで ぎゅっとサイズを小さくしてしまう例...
染織めぐり ∼さんち・作家紹介∼

ろうけつ染め作家 奥村右子さんの工房見学

京都のロウケツ染作家、奥村右子(おくむらゆうこ)さんの工房にお邪魔して作品づくりについてインタビューしました。 小紋・付下げ・名古屋帯に描かれる花々は奥村さんの暮らしに関係深いことが分かりました。
染織めぐり ∼さんち・作家紹介∼

~帯屋捨松の世界~その個性の秘密とは!?

大人気の「帯屋捨松」 西陣織元、帯屋捨松をご存じでしょうか?ひと目見ただけで「捨松」の世界観を感じさせるその個性。「既にファンです」という方も多いのではないかと思います。 帯屋捨松のインスタグラム(@obiyasutematsu)は、フォロ...
染織めぐり ∼さんち・作家紹介∼

【光佳染織】森田空美さんの「30年きもの」にも選ばれた魅力とは【工房紹介】

”本当に着てほしいキモノ”があります 光佳染織さんの綾織りの着物 着物好きな方なら、自分で色柄を選んで自分だけのオリジナルきものや帯をつくってみたいと考えたことが一度はあるはず。 あなたのため”だけ”に、染められて織られた着物があったとした...
はし書き kimono論

坂口安吾『日本文化私観』で語られる着物とは‣伝統は守られるべきか

着物と伝統 着物を着るときに「伝統」という言葉が頭をよぎったことはありませんか。着物には一応しきたりや格式があります。6月・9月は単衣月といった着用シーズンに関わるもの、家紋の入れる数による格式、桜の花見に桜柄は野暮(紋様は先取り)といった...
きもの今昔あれこれ

ひとびとは何を着ていたか②着物生活のやりくり話‣『聞き書き 着物と日本人』原田紀子

むかしの着物ライフスタイルとは 着物を着ていると、つい昔の日本人のライフスタイルが気になってしまいます。洋服が入ってくる以前、日々着物を着ていた時代。着物はどこで手に入れていたのか?着物のカタチは今と違うのか?着物でどんな日常を過ごしていた...
きもの今昔あれこれ

着物の色の歴史‣色の意味と起源を紹介‣『日本の色を染める』吉岡幸雄

日本人はどうやって色を発見したか 日本人は色にこだわる民族性があると思います。色に付けられた和名の数をみても微妙な違いにこだわって呼ばれてきました。 たとえば同じ赤系でも〔牡丹・つつじ色・紅・緋色・蘇芳・茜・臙脂・・]実にたくさんの魅力的な...
きもの今昔あれこれ

ひとびとは何を着ていたか‣もうひとつの着物の歴史‣柳田国男『木綿以前の事』

もうひとつの着物の歴史 着物の歴史は大きく2つに分けることができると思います。貴族や武士など歴史の表舞台にあがる人々についてと、その他大勢の庶民についてです。 町民文化が栄える江戸時代になると、一般市民の間で柄や帯の結び方など流行が生まれて...
和の意匠〈文様と彩り〉

日本人はなぜ「紋」が好きなのか‣直木賞作家の語る家紋のルーツ『家紋の話』泡坂妻夫

日本固有の「家紋文化」 ご自分の家の家紋が何か知っていますか。すぐにわからない方も、家にある紋の入った着物(留袖・色無地・紋付・喪服)やご先祖さまのお墓をみるとわかります。家ごとに紋をもっている民族は日本人くらいです。それぐらい日本人は紋様...
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